TBS♪Tokyo Band Stalker

現実と妄想の区別があやふやと診断されましてね

タイトルが歌詞に含まれなくても春夏を感じられるスピッツ

 前回の記事ではしょうもない事を述べてしまいすみませんでした。

 あんな内容なのにスターを頂きまして、ありがたくも申し訳なく存じます。

 いつまでもウェブログトップに悲壮な決意の記事を載せておくのも忍びないので、めざましテレビのテーマソングにスピッツが選ばれた記念にスピッツの話題で新しい記事を書きます。

 以前書いた四季が感じられるスピッツの春夏編です。秋冬編は↓をどうぞ

great69.hateblo.jp

 

 

 

春→「チェリー」

 「春の歌」「若葉」なんてどストライクな春うたや、「空も飛べるはず」の様な冬と春どちらのシチュエーションでもいける曲、「ヒバリのこころ」等春そのものより「冬の終わり」に着目した曲等、スピッツの楽曲には春と関連する曲が数多く存在します。

 その中でも最メジャー領域に存在するのが、1996年リリースの「チェリー」です。

 近年は「こーいしちゃったんだー♪」のYUIの方を想像する方も多くなってきたみたいですが、↓のPV(公式リンクです)をご覧になれば一発ですね。

 


スピッツ / チェリー

 

 Aメロ終わりの

きっと想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

という歌詞や、Cメロの「心の雪」を受けて「春の風に舞う花びら」へ季節を繋げる部分から何となく春うただと思わせてくれます。リリースも四月ですしね。ですが一度もタイトルである「チェリー」は出ませんでしたね?でも何となく桜は想像出来ますよね?

 そこがマサムネワールドの不思議な所なのですよねえ。もっと理論的な分析をしてみたいのですが、マサムネさんが意図的に公式見解をぼかしている*1為真の意味は永遠に本人のみぞ知るという状態です*2

 今回候補として「ロビンソン」も挙がりましたが、タイトルにまつわるエピソード*3から、完全にタイトルと歌詞には相関性が無いとみなし選外と致しました。

 

 そうそう、春と言えば!

 映画「3月のライオン」後編の主題歌にスピッツの「春の歌」のカバー音源が使われております。(スピッツブリーダーはマサムネさんの声に盲目なのでどんなカバーも敵わないという前提で申し上げますが)藤原さくらちゃんはカントリー調にカバーしております。十年以上前の曲がこうしてまた再評価されるという事は、本当に凄い事なのだなあと最近は喜びをかみしめております。

 という訳で比較がてらYouTube音源置いておきますね(^^)


スピッツ / 春の歌


藤原さくら - 「春の歌」 (short ver.)

 

夏→「プール」

 スピッツには元々春夏楽曲が多いですが、群を抜いて多いのは夏うたであると思います。多分ツアーやフェス、野外等ライブをやる機会が多いからですね。

 その中でも今回のテーマにぴったりな曲は……

 

 (ドラムロール)ドゥルルルルルル……ドン!

 

 「プール」です!

 

 何故春うたのときとはうって変わってこんなマイナー楽曲を選んだのか。

 それは……この曲が控えめに言って最高だからです(盲目)

 

 まず、この曲はメジャー二枚目のアルバム「名前をつけてやる」に収録されています。デビューから三枚目のアルバムまではセルフプロデュースで、ぶっちゃけると売れ線ではなかったけれど名盤達の事を便宜的に初期作品と分類しております。

 その初期のスピッツ・略して初ピッツの中で最もファン人気が高いアルバムが「名前をつけてやる」であり、関ジャニ∞渋谷すばる氏もこのアルバムを聴いた事がある可能性が示唆されています*4

 「プール」というタイトルに対し、歌詞全体におけるプールの描写は僅か二行です。

 

孤りを忘れた世界に 水しぶきはね上げて

バタ足 大きな姿が泳ぎ出す

 

 これだけ。

 直喩に限定するとサビで歌われるたったこれだけの表現ですが、これだけで充分「この曲は確かに『プール』だ」という確信を与えてくれます。

 更に二番のサビ直後でたたみかけるマサムネさんの「あぁ~~~~……あぁ~~……あぁ~~~~……」という消え入りそうなスキャット込みの浮遊感満載な間奏が、そのプールに色彩をもたらすのです。ただし夏の日差しを反射する明るい青ではなく、もっと深海へ沈んでしまいそうな、ダークブルー。

 2014年のアリーナツアー武道館公演でこの曲が演奏された時、直前の「空も飛べるはず」での水色の照明より明らかに暗く設定された青の中でマサムネさんがけだるげに歌う「あぁ~~~~……」の間奏は特に破壊力高かったです。間奏終わるまで、思わず目を閉じて別世界にトリップしてましたもん(危ない奴)。

 

 こうして言葉を尽くしても、本物を聴いてもらうのが一番伝わるのでまずはアルバム買って下さい。

名前をつけてやる

名前をつけてやる

 
プール

プール

 

 

 そしてライブ映像を見て是非トリップ追体験してみて下さい。

  Jの事務所のコンサートはもっと演出が凄いのでそれには敵いませんが、スピッツにしては史上最高に視覚にも訴える演出です。

THE GREAT JAMBOREE 2014“FESTIVARENA”日本武道館【DVD】(デラックスエディション-完全数量限定生産盤-)

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 そこまで手が出せないという方は、是非ライブ音源単体でもどうぞ。

 1991年の曲を2014年に演奏しても全く古さを感じさせない驚きの演奏力。

recochoku.jp

 

 

 以上、ジャムSHOWで取り上げられた視点からスピッツを紹介するシリーズでした!

 今年は結成30th&メンバー50歳到達記念アリーナツアーが控えており、三年ぶりに武道館公演があるので楽しみでたまりません。

 まずはチケット取らなきゃ(FC枠で外れた人)

 

 それでは、最後までご静聴頂きありがとうございました!

*1:2017/04/03に放送された「めざましテレビ」内「The軽部真一」というコーナーで、「歌詞の意味は聞き手の想像に委ねる」といった趣旨のマサムネさんの過去映像より

*2:マサムネさんはメンバーにすら歌詞の意味を教えない方針を貫いています

*3:マサムネさんがタイに旅行した時、「ロビンソンデパート」なるものが存在したのでそこから持ってきたそう。尚、仮タイトルがそのまま正式タイトルに昇格したパターン

*4:スバラジでのスピッツに言及した内容からの推測です